Skip To Content

戦後最悪の世界経済状況、知っておきたい取引手法「CFD」とは?

世界経済は2020年、戦後最悪のマイナス成長予想となっている。年初から世界的に大流行している新型コロナウイルスの影響だ。世界銀行が6月8日公表した最新の世界経済見通しによると、今年の世界成長率はマイナス5.2%と、統計が始まった1960年以降で最悪の予想だ。

米国では、4月の失業率が14.7%と、経済が停滞したことが関係し、雇用が非常に不安定化している。世界中では未だ感染者が増加しており、新型コロナウイルスが今後に与える影響は計り知れない。

新型コロナウイルスは世界経済だけでなく、株式市場にも大きな影響を与えた。3月には米国や日本をはじめ、各国の株価が軒並み値を下げ、リーマンショック以来の大きなショック相場となった。

しかし、米国株を筆頭に、ショック相場がひと段落した4月以降は徐々に株価も値を上げ、年初の水準まではいかないものの、3月初めの大幅下落前の水準に戻りつつある。二番底が来るのはいつかと囁かれているが、6月末時点でそのような状況にはなっておらず、株式相場は以前のような勢いを取り戻し始めているといえる。

では、為替はどうだろうか。日本の個人投資家に馴染みの深いドル・円相場を見てみると、コロナショックで大きく下落したものの、株価が上昇した4月頃からは106~109円台の間で推移しており、レンジ相場が続く状況だ。

4~6月の米ドル円の変動率は6%(※1)で、コロナショックが直撃した3月の変動率25.1%(※1)と比較するとボラティリティが小さい。個人投資家はFX取引で大きな利益を出すのが難しい状況ではないだろうか。大きな利益を狙う場合、ロットを大きくしたり、大きくレバレッジをかけたりする必要があり、リスクも無視できない。

世界経済が不安定だからこそ、将来のための資産を増やしたいと考える個人投資家は多いだろう。しかし、株価の上昇に伴い、買いのタイミングを逃したり、為替のボラティリティの低さで大きな利益を上げられずに悩む個人投資家もいるのではないか。

そんなときに注目したい投資手法が、様々な銘柄に投資できる「CFD」だ。

CFDとは、差金決済で、取引対象の商品や売買価格の受け渡しを行わずに、売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより差金決済する金融商品のこと。

店頭CFD取引金額シェア国内No.1(※2)のGMOクリック証券では、135種類(2020年7月8日時点)の豊富な銘柄へ取引できる。

たとえば、年初から話題の絶えない原油や、NYダウ先物の価格に連動する米国30、日本人にも馴染みのある日経225先物の価格に連動する日本225といった銘柄も取引が可能だ。

7月9日時点、原油/期間:2019年12月~2020年7月/日足(GMOクリック証券はっちゅう君CFDより)

GMOクリック証券の銘柄の1つの原油の値動きに注目してみよう。1月8日に米国とイランの衝突が懸念され、最高値65.63ドルを付けたことに対し、4月21日には各国政府がロックダウン(都市封鎖)に踏み切り、工業・経済活動の停止による原油の供給過剰が深刻化したことから6.55ドルまで下落した。1月から4月の間に約60ドル程度も値動きがあったのだ。7月には40ドル台に戻っており、4月から7月にも約35ドル程度の値動きがある。1~7月の変動率をみると149%(※1)と、非常に大きなボラティリティがあったといえる。

GMOクリック証券のCFDでは、買い・売り両方の注文が出すことができる。銘柄によってはほぼ24時間取引できるため、原油のようなボラティリティが高い銘柄は利益を出すチャンスとなる。世界経済はマイナス成長予想が出ているが、上昇・下落相場どちらにも対応できるCFDであれば投資チャンスがたくさんあるといえよう。

しかし、ボラティリティが高い銘柄に投資をする際はリスクがあることも注意したい。CFDはデリバティブ商品の特性上、取引方法によってはハイリスク・ハイリターンとなる。短期間で大きなボラティリティがある銘柄も存在し、差益が狙えるため、短期トレーダーと相性が良いといえる。とはいえ、証拠金取引であり、価格の急変によっては元本を超過した損失が出る可能性もあるため、リスク管理が必須の商品だ。

銘柄によって変動はあるものの、ほぼ24時間取引ができ、小額の証拠金から始められるGMOクリック証券のCFD。まずは自分の投資スタイルに合った銘柄を探してみるといいかもしれない。

世界経済が不安定な今だからこそ、CFDで自分の資産を増やすチャンスをつくってはいかがだろうか。

※1.変動率はすべてBloombergターミナルより掲載

※2.店頭証券CFD取引金額シェアは、日本証券業協会統計情報よりGMOクリック証券調べ(2019年1月~2020年3月)。集計の対象となる証券CFDは、個別株・株価指数先物・債券・その他有価証券となります。 店頭商品CFD取引金額シェアは、日本商品先物取引協会統計情報よりGMOクリック証券調べ (2019年1月~2020年5月)。集計の対象となる商品CFDは、エネルギー、貴金属、農産物となります。