2020年1月3日、米国によるイランのカセム・ソレイマニ司令官の殺害が起こった。この事件により米国と中東は緊張状態となり、原油は大きく上昇基調となった。昨年末の終値61.06ドルに対し、8日の最高値は65.65ドルと、約4ドルの上昇となった。しかし、同日、トランプ米大統領が演説で戦争の意思がないと発言した直後に原油は急落。翌9日の最安値は58.66ドルまで値を下げた。その後、リスク回避により買われた原油は売り戻され、14日の安値は57.72ドルとなった。1週間程度で7ドル以上の値動きがあったことになる。(※1)

この時大きく動いたのは原油だけではない。8日、米国のダウ平均株価は最高値28,866 ドルに対し、最安値28,522ドルと1日で約300ドルの大きな値動きがあった。(※1)
年始からの大きな相場変動は中東問題だけではない。新型コロナウイルスの流行で世界的に株価が大きく下落したのだ。特に2月の値動きは中東問題よりもさらに大きく、27日のダウ平均株価は最高値26775ドルに対し、最安値25,752ドルと、1,000ドル以上下げる結果となった。これは11年8月18日以来の大きな下げ相場で世界中に大きな衝撃を与えた。(※1)
安全資産と言われる金も一時的に下落し、世界の投資家が先行きにリスクを感じている際に価格が上がる恐怖指数(VIX指数)は3月2日に最高値30.20ドルまで上昇した(中東問題が起こった1月15日の終値は12.93ドル)。世界はこの新型コロナウイルスの流行に不安を持ち、それが相場にも表れたことがわかる。(※1)

年初から3カ月程度の間だけでダウ平均株価をはじめ、さまざまな銘柄の価格が大きく動いている。さらに今年は東京オリンピックや米大統領選のような、相場が大きく動く可能性があるイベントが数多く予定されている。
そんな中、為替に注目すると、意外なことがわかる。
ドル・円相場は新型コロナウイルスの流行によって5円程度下落したものの、2月の変動率でみると7.11%程度と、ダウ平均株価の下落と比べると小さい。中東問題(1月1日~15日)の際のドル・円の変動率は4.66%と、さらに低くなる。
過去3年のドル・円の変動率を見ても、17年は7.66%、18年は5.96%、19年は4.87%と、ダウ平均株価が比較的上昇基調で、最高値を更新する勢いと比べると、為替の値動きが小さいことがわかる。(※1)


しかし、デリバティブ商品という特性上、取引方法によってはハイリスク・ハイリターンとなるため注意が必要だ。短期間で大きなボラティリティがある銘柄も存在し、差益が狙えるため、短期トレーダーと相性が良いといえる。とはいえ、証拠金取引であり、価格の急変によっては元本を超過した損失が出る可能性もあるため、リスク管理が必須の商品といえる。
なお、GMOクリック証券なら135銘柄を対象に、それぞれ取引可能時間に変動はあるが、銘柄によっては、ほぼ24時間取引ができる。要人発言や、指標発表による相場の変動にも対応が可能だ。国内でのCFD取引量No.1(※2)という実績もあるため、安心して取引ができるだろう。
年初からさまざまな問題が多く、イベントを多数控える激動の2020年、今までの投資手法にCFDを加えてはいかがだろうか。
※1 数値はすべてBloombergターミナルより掲載
※2 https://www.click-sec.com/corp/guide/cfd/study/beginner01.html より掲載